082 : Domenico Scarlatti [楽興の時]
Domenico Scarlatti
Domenico Scarlatti
ドメニコ・スカルラッティ(Domenico Scarlatti, 1685年10月26日 - 1757年7月23日)は、イタリアのナポリ出身で、スペインのマドリードで没した作曲家。
同年にJ.S.バッハ、ヘンデルのバロック時代の代表的作曲家が生まれているが、スカルラッティもその時代の鍵盤曲に新しい用法を取り入れた重要な作曲家である。
マリア・マグダレーナ・バルバラ王女のために書かれた個性溢れるチェンバリズムが繰り広げられる555曲の練習曲が、そのテーマ性と展開によって後に「ソナタ」と呼ばれて親しまれている。作曲家のアレッサンドロ・スカルラッティは父親。
略歴
1685年に10人兄弟の6番目の子としてナポリに生まれる。
1701年にナポリの教会付き作曲家兼オルガン奏者となる。
あるときローマでヘンデルとチェンバロおよびオルガンの腕前を競いあったという逸話が伝わっている。
1720年または1721年にリスボンに行きマリア・マグダレーナ・バルバラ王女に音楽を教える。
1729年にマリア・バルバラがスペイン王家に嫁いだため、マドリードへ行く。
ドメニコは25年ほどスペインに滞在し、5人の子どもをもうけた。
1757年にマドリードで没す。彼の子孫一族は今日でもスペインで生活している。
作品
スカルラッティは鍵盤作品の作曲者として有名であるが、それらはチェンバリズムを追求する明確な方向性が見出されるため、広く鍵盤楽器一般のためでなく、特別なもの以外はチェンバロで演奏する効果に限定されると言える。
鍵盤作品以外に、歌劇や宗教曲なども遺している。
スカルラッティの作品を整理する作品番号は4種類ある。
Pestelli 番号(P. と略する)、Longo 番号(L.)、Kirkpatrick 番号(K. または Kk.)、音楽学者で鍵盤楽器奏者のエミリア・ファディーニがつけたFadini番号(F.)であり、現在最も多く使われているのはラルフ・カークパトリックによる Kirkpatrick 番号である。
歌劇
管弦楽曲
チェンバロ作品
セレナータ
オラトリオ
宗教作品
カンタータ
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大相撲 異例の取り組み 新入幕逸ノ城 白鵬に敗れる。 さすが横綱!
by 般若坊 (2014-09-27 18:09)
おはようございます。
私は知らない方ですが・・・アップテンポでウキウキさせてくれます。
聴いてると少しずつ心に響く物が。
何時もありがとうございます。
by YUTAじい (2014-09-28 06:13)
YUTAじい さん おはようございます。コメントありがとうございます。
そうですね スカルラッティの名前は知っていましたが、その曲や人となりは、全く知りませんでした。
Wikipediaで経歴や作品を調べ、Youtubeで彼の曲を探して、クローズアップできるのが、このブログの良いところかな?と思っております。
曲を聞いてみると、そのフレーズに聞き覚えのある事にも、驚かされます。 ^^
by 般若坊 (2014-09-28 08:29)
白鵬 本割で優勝。おめでとう! 望むなら 逸ノ城 との優勝決定戦が見たかった・・・ ^^
by 般若坊 (2014-09-28 17:54)
こんばんは。
なぜかスカルラッティのCDが1枚、棚にあります。
私は音楽を聴きながら作業するということができない方で、かといって音楽だけを楽しむ時間もなく、結果的に音楽を聴くことのない時間を過ごしてきました。また、たとえ音楽視聴の時間を持てたとしても、何かに触発されたらすぐに立ち上がって作業に入るような気がします。困ったものですね。
by sig (2014-09-29 21:41)
sig さん こんばんは。スカルラッティのCDをお持ちとか・・・渋いですね。
バッハやヘンデルの、バロック時代のチェンバリストですから、なかなか・・・
人様々ですよ・・・sig さんは行動の人なんですね。私はナガラ族ですが、状況によっては、聴いて居られないことがあります。
それゆえにこのブログでは4~5分、長くても10分以内に演奏が終わる曲を探して乗っけるよう心がけています。
もっともMP3の場合は、5Mbの掲載制限がありますが・・・
by 般若坊 (2014-09-29 22:08)
ホロヴィッツの弾くスカルラッティのソナタ集、
そのCDは折に触れて聴きます。
軽やかでセンスが良くて、ときにはハッとする音の跳躍、
バッハもヘンデルもハイドンも良いけれど、
スカルラッティの音世界も魅力に溢れてますね。
by e-g-g (2014-10-09 20:49)
e-g-gさん こんばんは。コメント頂いていることに気づきませんでした。
スカルラッティはヘンデルやバッハの1世代前の作曲家ですね。
チェンバロ全盛の時代で、彼らに与えた影響は大きいのではないでしょうか。聴衆の対象が当時の宮廷に集う上流階級ですから、曲そのものも洗練されていますね。
ここにあげましたように、ブジコ・ヘミングやホロビッツがピアノ演奏しているので、結構聴く機会がありますね。 ^^^^
by 般若坊 (2014-10-09 23:06)