087 ： Friedrich Smetana

 

 

 

Friedrich Smetana

 

 

 

Friedrich Smetana

 

 

ベドジフ・スメタナ（またはベドルジハ・- / ベトルジヒ・-、チェコ語:Bedřich Smetana[ˈbɛdr̝ɪx ˈsmɛtana] 、1824年3月2日 - 1884年5月12日）は、チェコの作曲家であり、「ヴルタヴァ」（モルダウ）を含む一連の6つの交響詩から成る『わが祖国』（Má Vlast）が特に知られる。

ドイツ語名Friedrich Smetanaでも知られる。

 Die Moldau  （Lyrics）

 

 

 

若い頃にピアノとヴァイオリンを学び、家族の参加していた趣味的な弦楽四重奏団で演奏していた。

父親の抵抗にも拘らず、音楽を学ぶためにプラハへ赴いたスメタナは、ある貴族の家の音楽教師の座を獲得し、1848年には作曲家リストからの資金援助を受け、彼自身の音楽学校を設立した。

1874年に梅毒に起因して中途失聴者となるが、作曲活動を続け、この出来事の後に書かれた代表的な作品に『わが祖国』がある。

1884年にスメタナは梅毒の進行による脳障害により正気を失い、プラハの精神病院へ収容され、この地で生涯を終えた。

ヴィシェフラットの民族墓地に葬られている。

スメタナは、明確にチェコの個性の現れた音楽を書いた最初の作曲家であるといわれる。

そのため、チェコ国民楽派の開祖とされる。

彼の歌劇の多くは、チェコの題材に基いており、中でも『売られた花嫁』は喜劇として最もよく知られている。

 彼は、チェコの民俗舞踊のリズムを多用し、また、彼の書いた旋律は時として民謡を彷彿とさせる。

彼は、同じ様にチェコの題材をその作品中に用いた作曲家として知られるアントニン・ドヴォルザークに大きな影響を与えた。

≪　我が祖国　≫　　全６曲

 

（５番、６番は演奏者が替わります）

 

 

チェコが誇る国民的作曲家スメタナの名曲

 

「♪ボヘミアの河よモルダウよ」という歌を、学校の音楽の授業で歌った方も多いのではないでしょうか？

“モルダウ”とはスメタナの故郷チェコを流れる国の象徴のようなモルダウ河のことです。

この交響詩では山奥から湧き出た源流が次第に水かさを増し、森を抜け村を抜け、やがては大河となってプラハへと流れ込んでいく様が描写されています。

例えば出だしのフルート2管は雪解け水が源流として流れ始める様子、そしてその背後のハープやピッチカートは日の光を受けてきらめく水のしずくといった具合です。

その後クラリネットを始めとした各楽器の合流が、水かさを増す流れの様子を描き、やがて河として姿を現すところで有名なモルダウの主題が始まります。

スメタナはこの連作交響詩により、今も国民的作曲家としてチェコで愛され続けています。

 

 

 

 

 

 

売られた花嫁

 

『売られた花嫁』（Prodaná nevěsta）は、ベドルジハ・スメタナのオペラ。

チェコの代表的な国民オペラ作品として名高い。

序曲が特に有名で、単独で演奏会に採り上げられることも多い。 

台本作者はカレル・サビナ (Karel Sabina) 。

3幕のオペラ・ブッファである。作曲は1863年から1866年。

1866年5月30日に初演された後、改訂が施され、1870年9月25日にプラハの国民仮劇場において決定稿が初演された。

日本初演は1955年9月13日、東京・日比谷公会堂において伊藤亘行、伊藤武雄、笹田和子、伊藤京子ほかのソロ、ニクラウス・エッシュバッハー指揮NHK交響楽団によって実現した。

あらすじ

第1幕　　　ボヘミア地方の農村。村の広場。

春祭りの日、村人達が踊り騒いでいる。　

マジェンカは恋人イェニークと浮かない気分で話している。

それというのも、イェニークが他所者で親に結婚を認めてもらえないばかりか、裕福な農場主ミーハの息子ヴァシェクとの縁談が持ち上がっているのだ。

イェニークは、自分は昔継母との折り合いが悪く家を飛び出したんだと身の上を語る。

一方、今回の縁談の仲人ケツァルはヴァシェクが知恵遅れであることを隠して縁談をまとめ、礼金をせしめようと、マジェンカの両親に結婚を熱心に勧める。

両親とケツァルは見合いを勧め、クルシナ夫妻が娘をミーハの息子の嫁にするとした古い誓約書を取り出すが、マジェンカは取り合わない。

ケツァルはイェーニクと話すことを決心する。村人達がポルカを踊る。 

第2幕　村の居酒屋。

男達がビールの歌を歌い、フリアントを踊りながら出て行く。

そこへヴァシェクが現れ、マジェンカと偶然出会う。

マジェンカはヴァシェクに気づくが、ヴァシェクはマジェンカの顔を知らない。そこでマジェンカはヴァシェクに見合い相手は性悪女だからやめておけと告げる。

一方、イェニークはケツァルから金貨300枚を受け取り、彼女はミーハの息子以外とは結婚しないという条件を付けて、マジェンカの事は諦めることを承知する。

村人達は恋人を売ったとイェニークを非難する。 

第3幕　村の広場。

ヴァシェクが居酒屋の前で会った娘を想って一人でいるところへ、旅芸人の一座がやってくる。

ヴァシェクは一座の美女エスメラルダに一目惚れし、酔いつぶれた熊役の芸人の代役を引き受けてしまう。

マジェンカが現れ、イェニークがケツァルと交わした契約書を見せられて泣き出す。イェニークが現れるので、彼女は激昂し「ヴァシェクと結婚する。

私は売られた花嫁になる」と言い出す。

そこへクルシナ夫妻とミーハ夫妻が登場、彼女はミーハの息子と結婚すると宣言する。

この時イェニークが間に進み出て、自分は行方不明になっていたミーハの息子だと名乗り、契約書通りマジェンカと結婚すると告げる。

父親が自分の息子だと確認し、和解する。マジェンカは喜び、ケツァルは悔しがる。

旅芸人一座から熊が逃げたと騒然となるが、実はヴァシクだとわかり、母親がヴァシクを連れ帰る。

村人達がマジェンカとイェニークを祝福する。

スメタナの生い立ちや経歴については、Wikipedia に膨大な詳説があり、

ブログにはとても転載出来ませんので、割愛させていただきました。

ご覧になりたい方はWikipedia

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%89%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%8F%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%8A

をご覧ください。

Ladies and gentlemen ！ Many thanks for your visit !

 

 

 

このブログは美しい曲・美しい絵画・美しい詩　等をインターネットの宝の山から見つけ出し、

ご紹介する事を基本としているブログです。

 

 

 

コメント 17

おはようございます。
今日は押し逃げです。
by YUTAじい (2014-11-01 06:46) 

YUTAじい さん　おはようございます。今日から３連休ですね。
何処かにお出かけですか？良い連休をお過ごしください。　＾＾
by 般若坊 (2014-11-01 09:01) 

高校生の頃　わが祖国のレコードを音楽室から借りて
家で聴いたのを思い出しました。
時々　川の写真を撮ってると頭の中でこの曲が流れます。

by ゆうみ (2014-11-01 09:58) 

おはようございます☆
モルダウは小学生の時に合唱で
歌って以来大好きな曲です。
朝から素敵な曲で楽しませて
いただきました。ありがとうございます！
by あとりえＳＡＫＡＮＡ (2014-11-01 10:04) 

ゆうみ さん　こんにちは。スメタナの愛国心あふれる有名な曲ですね。
スメタナをご紹介する時には第一に掲げる曲で、合唱も演奏も聴き惚れてしまいますね。　＾＾
by 般若坊 (2014-11-01 10:35) 

あとりえＳＡＫＡＮＡ さん　こんにちは。学生時代合唱をした方なら必ず歌ったと思われる曲ですね。
この曲と滝廉太郎の荒城の月は、合唱曲の定番ですね。ここにあげました男性Lyricsも、良いムードでしょう？
男声合唱、オーケストラに拠る演奏、そして女声合唱をのせてみました。ご堪能ください。　＾＾
by 般若坊 (2014-11-01 10:43) 

こんにちは。
「モルダウ」の女声合唱、すてきですね。
合唱でウットリとしていたら、水滴と白バラのクリアな写真に目を覚まさせられました。
by sig (2014-11-01 15:32) 

sig さん　こんばんは。折角の連休一日目は終日雨でした。
お出かけのご予定の方々には、お気の毒な天気でしたね。
チェコ少女合唱団イトロのモルダウお聴きになられましたか。
彼女達の国の第二国歌とも云うべき名曲ですね。
by 般若坊 (2014-11-01 17:34) 

お願い

それぞれのブログを拝見していて、どうしてもお話したいな～　と思っても、コメント欄が設けてなかったり、メールでの連絡窓口が設定されていなかったりします。
まあ　人に拠りいろいろなお考えがあるのでしょうが、できれば設けていただくと、多少なりとも参考になる意見をさし上げられるかも・・・
by 般若坊 (2014-11-01 21:08) 

おはようございます！（*^_^*）
今日は、天童ラフランスマラソン大会が、行われるんですよ。(^▽^)
参加することに意義あり・・・のマラソンですけど。
もちろん、わたしは…参加するわけ・・・ないです。苦笑(^_^;)
昨夜は元同僚と、今からは友達と、食事しながら近況報告。
一応、忙しいのです。ｱﾊﾊ！
寒さ到来の11月になりました。
風邪を引かないように気をつけてくださいね。
（布団がずれて、お腹が出ないようにして寝てくださいね～。(^_-)-☆）
by あゆさこ (2014-11-02 10:04) 

あゆさこ さん　おはようございます。天童市は洋梨　ラ・フランスの産地ですか。
梨はどれも大好きですが、保存が効かないので時期が限られますね・・・あとはビン詰め、缶詰め等加工品になってしまう。
ご多忙結構ですね・・・そのご多忙の間に取られるスイーツにお気を付けを・・・食欲の秋ですから・・・気がついたらラ・フランス状態　＾＾
by 般若坊 (2014-11-02 10:22) 

はい！山形県は、さくらんぼの他に、ラフランスの出荷量が日本一なんですよ。（*^_^*）
そして、天童市は、県内一。ですから、ラフランス専用の集荷場があるんです。
ラフランスは、収穫してからすぐは食べられません。熟成日数がひつようなんです。その専用集荷場に、今、たくさんのラフランスが、ねむねむ・・・してます。(-o- )

う～～～・・・(;。;)
そうなんです。そうなんです。
久しぶりに会う人、ほとんどから、ふっくらした？と、言われるようになりました。どーしましょ！どーしましょ！
悩んで､やせたら、どーしましょ！ｱﾊﾊ！これは、いいか。(^▽^)
でも、健康的に、やせなくてはいけませんね。(^_-)-☆
by あゆさこ (2014-11-02 20:06) 

あゆさこ さん　こんばんは。梨の中で一番生きの長いのは、ラ・フランスですね。
今頃は熟成室でぐっすりお休みなんですね。芳醇な香りと甘みを蓄えるため。
人の好みは様々ですから、そんなに気にされなくとも・・・太めの人が好みなんて、結構いますから・・・　＾＾：
by 般若坊 (2014-11-02 21:31) 

スメタナはモルダウしか聴いた事はありませんでした。スメタナ四重奏団なんて有りましたっけ？

by ponnta1351 (2014-11-03 12:38) 

慰めのお言葉、ありがとうございます。m(_ _)mｱﾊﾊ！
そうですか！そうですか！太めを好まれる方もいるわけですね！(^_-)-☆じゃぁ、太りすぎにならない程度に、維持します。なぁ～んちゃって！(^▽^)今から、冬なので、ガウンで隠せますしねぇ・・・。ｸｸｯ
と、そういう甘い考えだから、いけないんですよね。(..;)
以前、旅行された時の、般若坊さんと奥様、とっても、上品で素敵なご夫婦だなぁ～と、画像を見させていただいていました。（*^_^*）
by あゆさこ (2014-11-03 14:58) 

ponnta1351 さん　スメタナの交響詩我が祖国の中のモルダウが余りにも有名なので、その他の作曲がかすんでしまっています。
作曲家のご多分にもれず、実に色々な分野の作曲をされています。余りにも膨大な為、ご紹介は省略しました。
by 般若坊 (2014-11-03 17:51) 

あゆさこ さん　こんばんは。お話が音楽から逸れておりますので、この辺で降参ということで・・・　＾＾；
by 般若坊 (2014-11-03 17:53)