113 : Tekla Bądarzewska-Baranowska [楽興の時]
Tekla Badarzewska-Baranowska
Tekla Bądarzewska-Baranowska
テクラ・ボンダジェフスカ=バラノフスカ(波: Tekla Bądarzewska-Baranowska、1834年/1838年 - 1861年9月29日)は、ポーランド出身の作曲家・ピアニスト。
二重姓の後半は夫の姓(の女性形)でしばしば省略されることがあり、日本ではオゴネクを省いたラテン文字表記からの転写等で一般にテクラ・バダジェフスカ、あるいはテクラ・バダルジェフスカと表記される(ポーランド語では rz という綴りで一音の有声そり舌摩擦音を表す)。
♪優美な上昇旋律が印象的なピアノ小品
ベートーヴェンの「エリーゼのために」などと共に、ピアノ入門として必ず通過するような有名曲です。
オルゴールなどでもおなじみですね。
バダジェフスカはショパンと同じポーランド出身の女流ピアニストです。
生涯に35曲ほどのサロン用ピアノ曲を残していますが、中でも最もよく知られる「乙女の祈り」は彼女が18歳の時の作品で、1859年にフランスの音楽雑誌の付録として紹介されるとまたたく間に人気が広がり、当時は百種類以上の楽譜が出版されました。
曲そのものはシンプルな変奏曲ですが、3つしかない和音の上を駆け上がる優美な旋律は愛らしく、一度聴いたら忘れられないような印象を残します。
バダジェフスカはわずか27歳という若さでこの世を去っています。
人物・来歴
ボンダジェフスカはワルシャワから北北西に100km離れた町ムワヴァ(Mława)の生まれで、生年を1834年とする説と1838年とする説がある。
彼女は本格的な音楽教育は受けていなかったが、サロンでのピアノ演奏家として活躍し自ら作曲も行っていた。
1856年、18歳あるいは22歳ごろの時に作曲した『乙女の祈り』(波: Modlitwa dziewicy, 仏: La prière d'une vierge)がパリの音楽ニュース雑誌に掲載され、その名が広く知られるところとなった。
この曲を作曲したのち、J・バラノフスキと結婚し5人の子供をもうけたとされる。
この曲を含め小品を35曲ほど作曲したが、1861年に病弱のためにワルシャワにて23歳あるいは27歳ほどで夭折。
彼女に関する作品や資料については第二次世界大戦等により大半が消失したため、現在では『乙女の祈り』以外はほとんど知られておらず、特に本国ポーランドでは認知度が低い。
これは「祈り」という言葉が、共産圏の影響下にあったポーランドで不適切とみなされたためとの見方のほか、音楽に高い芸術性を求められた時代、音楽教育を受けていないこの『少女』に対して、「浅薄な素人くささを超えられなかった」と、19世紀の音楽事典が酷評したことからも、当時の「偏見」の存在を理由とする見方もある。
『乙女の祈り』
ボンダジェフスカの『乙女の祈り』は、明治時代に、ピアノ教本と共に楽譜が持ちこまれ、日本に伝えられて以来、ピアノ経験者によく知られるのみならず、オルゴール曲の定番として、日本で広く愛されている。
余談であるが、台湾では、ゴミ収集車が『乙女の祈り』をゴミの回収時に流す地域が多いため、台湾でも耳馴染みの者は多い。
再評価
近年、日本に留学したポーランド人などによりボンダジェフスカの存在が「再発見」され、母国ポーランドにおいて彼女の業績を広く知ってもらうための彼らの活動が実を結び、ポーランドでも少しずつ再評価がなされてきている。
2007年にキングレコードからユリヤ・チャプリーナのピアノ演奏によるボンダジェフスカの作品集がリリースされた。収録曲のほとんどが初録音である。
思いを込めて・・・もう一度・・・
主要作品
ピアノ曲
・乙女の祈り
・かなえられた乙女の祈り
ピエニィニ山地(ポーランド)
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おはようございます。
今日は感動です・・・乙女の祈り早く叶う事祈ります・・・
何時もありがとうございます。
by YUTAじい (2015-06-13 07:30)
YUTAじい さん おはようございます。今朝は天候が今一で、梅雨期特有のムシムシ感がありますね。
今回は誰でもが知って居る、ポピュラークラシックです。日本では子供も知って居る曲なのに、ポーランドでは知られていなかったんですね。
この一曲で有名になった作曲家の一例です。 ^^
by 般若坊 (2015-06-13 08:05)
乙女の祈り アレンジで随分違いますね。
この透明感ある音色 汚れがなくなっていきそうです。
あの元婿殿もこの曲で浄化して欲しいです。
by ゆうみ (2015-06-13 10:51)
ゆうみ さん こんにちは。同じ曲ですが、弾き方で随分違うものですね!
やはりこの曲は想う人を心に描きながら、訴えかけるように弾いていく曲なんですね・・・
清掃車の案内曲にはして欲しくない・・・と私は思います。
シミパンは、すっかりあちらの人になってしまったようですね・・・その方が彼にとっては幸せかも・・・ ^^
by 般若坊 (2015-06-13 11:31)
そうですね。
もう異国の人になったのですね。
この曲はそう使う曲ではありませんでした。
ごめんなさい。
by ゆうみ (2015-06-13 22:24)
ゆうみ さん おはようございます。再度のご来訪ありがとうございます。
乙女の祈り→元姑が元婿を思う祈り→ ”おババの祈り” と云う事で、宜しいのではありませんか? ^^
by 般若坊 (2015-06-14 09:29)