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119 : Johan Halvorsen [楽興の時]

 

 

 

Johan Halvorsen
















 

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Johan Halvorsen

 

 

 

 

 

ヨハン・ハルヴォシェン(Johan Halvorsen, 1864315日 ドランメン - 1935124日)はノルウェーの作曲家・指揮者。

うら若い頃から洗練されたヴァイオリニストとして活動し、ノルウェー楽壇の著名人となった。

日本では一般にヨハン・ハルヴォルセンとして知られており、以下その慣例に従う。














 






 

 

 

 

クリスチャニア(現オスロ)とストックホルムで音楽教育を受け、ベルゲンでコンサートマスターに就任した後、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団に入団。

その後8年間を音楽活動と学習のために国外で過ごし、スコットランドのアバディーンでコンサートマスターとして過ごしたのを皮切りに、次いでヘルシンキで教授に就任し、最終的には再び学生に戻ってサンクトペテルブルクやベルリン、リエージュに留学した。


















 












♪ヴァイオリンとヴィオラが奏でる美しい二重奏



ハルヴォルセンは大作曲家グリーグを義父に持つ、ノルウェーのヴァイオリニスト、指揮者、作曲家です。


作曲を始めたのは20歳代後半になってからで、グリーグやスヴェンセンなどの影響を受けつつも、ノルウェーの民族的ロマン主義を発展させた、独自の音楽様式を築きました。


「ヘンデルの主題によるパッサカリア」はそんなハルヴォルセンを現代にも伝える、代表的な曲のひとつです。


ヴァイオリンとヴィオラの二重奏曲であるこの作品は、ヘンデルの「チェンバロ組曲第7番ト短調」の終楽章の主題に基づき、変奏曲として展開されています。

主題はヘンデルですが、ハルヴォルセンの持ち味が充分に織り込まれた独創的な作品です。


パッサカリアとは、スペイン語の“パサカージェ”を語源に持つ、古い舞曲による音楽形式のひとつです。


繰り返される一定の低音パートの上で高音が様々に変化していく変奏曲のことを指します。



 

 



 



 

 

 





 

1893年にノルウェーに帰国し、ベルゲン国立劇場のオーケストラの指揮者に就任する。

1885年にベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターとなり、1893年には首席指揮者に抜擢された。

1899年には新設されたクリスチャニア国立劇場のオーケストラの指揮者に任命され、1929年に引退するまで30年間にわたってその座にあった。

舞台音楽に加えて30曲のオペラ公演を指揮し、30曲以上の劇付随音楽を作曲した。

劇場を引退してからは、折に触れて作曲に専念し、3つの壮大な交響曲や2つのノルウェー狂詩曲を作曲した。

 
















ハルヴォルセンの作品は、華麗な管弦楽法を特徴とする作風によって、エドヴァルド・グリーグによって実現されたロマン主義的な国民楽派の伝統を発展させたものである。

ハルヴォルセンはグリーグの姪と結婚し、またグリーグのいくつかのピアノ曲に管弦楽法を施した。

『ペール・ギュント』が1886年に再演された際の追加曲「花嫁の行列の通過」はその一つである。

また、ハルヴォルセン編曲の《リカルド・ノルドローク追悼の葬送行進曲》は、グリーグの葬儀で演奏された。 

こんにち最も有名な作品は、《ロシア貴族の入場(Bojarenes inntogsmarsj)》と《ベルゲン賛歌(Bergensiana)もしくはベルゲンの昔の旋律によるロココ変奏曲》のほかに、ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲《ヘンデルの主題によるパッサカリアとサラバンド》である。

















































































































































































Ladies and gentlemen Many thanks for your visit !

 




 

 






 猛暑 お見舞い

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特大の 練乳掻き氷を どうぞ・・・ ^^

 

 

 

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このブログは美しい曲・美しい絵画・美しい詩 等をインターネットの宝の山から見つけ出し、

ご紹介する事を基本としているブログです。

 

 

 


 
 


nice!(66)  コメント(13) 
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コメント 13

YUTAじい

おはようございます。
普段中々触れ合う機会少なくなった名曲・・・今日も懐かしく触れ合い出来ました。
何時もありがとうございます・・・酷暑続き、ご自愛下さい。
by YUTAじい (2015-07-25 05:22) 

般若坊

YUTAじいさん おはようございます。実はこのハルヴォルセン・・・全く知りませんでした。このページを作りながら勉強させていただきました。
”ヘンデルの主題によるパッサカリア”・・・聞き覚えのある旋律があるのですが、これはヘンデルを聴いたときの記憶かもしれません。
暑い時期・・・冷房の利いた部屋で模型に熱中するのは、熱中症予防に最適かもしれませんね。お大事に・・・ ^^
by 般若坊 (2015-07-25 08:18) 

katakiyo

ヴァイオリンとヴィオラが奏でる二重奏は凄い!圧倒されました。
by katakiyo (2015-07-25 08:26) 

般若坊

katakiyo さん おはようございます。そうですね・・・ビオラがこんなに自己主張するのも、めずらしいですね・・・
聴きやすい音色です。人の聴覚にマッチングした音域だからでしょうか・・・ ^^
by 般若坊 (2015-07-25 08:40) 

ゆうみ

般若坊さんの選曲のセンスのよさ 

素晴らしいです。

名曲は 色あせることなく こうして久しぶりに聞くと いい曲だなとしみじみ思います。
by ゆうみ (2015-07-25 11:04) 

般若坊

ゆうみ さん こんにちは。今日はメチャメチャ暑いですね・・・先ほど歯医者から帰ってきたんですが、蒸し風呂状態ですよ・・・
選曲をおほめいただきましたが、あんまり考えていないんですよ・・・実は!
元婿殿も来年にはご帰国になるそうで、良かったですね。 ^^
by 般若坊 (2015-07-25 14:12) 

ryuyokaonhachioj

ありがとうございます。
毎日の猛暑で参りますね。熱中症に気をつけて
下さい。
by ryuyokaonhachioj (2015-07-26 08:28) 

般若坊

ryuyokaonhachioj さん おはようございます。今日はまた一段と気温が上昇するようですね。
猛暑に耐えかねて、氷山の写真を載せてみました。少しは涼しく感じるでしょうか・・・・ ^^;
by 般若坊 (2015-07-26 08:53) 

ゆうみ

元婿殿 すっかりあちらの人になり
見てると開いた口が閉まりません。
by ゆうみ (2015-07-26 13:53) 

般若坊

ゆうみ さん こんにちは。お嘆きのほど・・・ごもっとも・・・・
シミパンは日系中国人なのか?中華系日本人なのか?その辺がはっきりしませんね・・・ ^^
by 般若坊 (2015-07-26 14:02) 

海を渡る

こんにちは。
ノルウェーの作曲家は知りませんでした。
夕日を撮るときはだいたい2時間から2時間半くらいです^^。
by 海を渡る (2015-07-26 16:06) 

般若坊

海を渡るさん こんばんは。
あの有名なノルウエーの作曲家グリーグの姪を、奥さんにもらっているんですね。私もこの作曲家は知りませんでした。
いつも素晴らしい瀬戸内の、海を背景とした写真に感激していますが、2時間半の御苦労の結果なんですね・・・ありがとうございます。 ^^
by 般若坊 (2015-07-26 17:47) 

般若坊

ツイッターから・・・ ^^

夏、かき氷 1杯食べれば秋 3杯食べれば初冬

by 般若坊 (2015-07-27 11:52) 

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