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063:Albert William Ketèlbey [楽興の時]

 

 

 

Albert William Ketèlbey





















 

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Albert William Ketèlbey

 

 

今日は思いっきりアラビアの雰囲気にひたってください。

ペルシャの市場をテーマに、ケテルビーとは関係の無いイスラム教のアザーン(イスラム教における礼拝≪サラート≫への呼び掛けのこと)を、冒頭に掲げました。

中東と云っても、般若坊はエジプトとトルコに行ったにすぎませんが、回教国の朝早く拡声器から街々に響く、アザーンの朗詠にたたき起こされた懐かしい思い出があります。

中東の音楽や風俗を見るにつけ妙になつかしく、アラビアンナイトに代表されるペルシャ(イラン)に強い憧れを感じます。

ひょっとして私のDNAはアラビア人?なんて夢遊病にも似た空想に、浸れる楽しさがあります。ごゆっくり楽しんで頂きたいと思います。

ケテルビーの作品名からYoutubeにコピペしてみると、思わぬ曲が見つかるかもしれませんよ・・・

 

 

 









アルバート・ウィリアム・ケテルビー(Albert William Ketèlbey, 187589 - 19591126日)はイングランドの作曲家・指揮者・ピアニスト・音楽ディレクター。











 





   

 

 

 

 

 












 

 

生涯

イングランドのバーミンガムの出身
版画師であった父親ジョージ・ケテルビー(George Ketelbey、アクサン・グラーヴは付かない)と母親セイラ・アストン(Sarah Aston)との間に出生。11歳のときには、習作のピアノ・ソナタをウォーチェスター音楽祭で演奏、作曲家・エルガーの賞賛にあった。
  
 13歳で、ロンドンのトリニティ・カレッジ・音楽コース(Trinity College of Music)のヴィクトリア女王奨学金を受けて、ホルストに師事、才能を認められ、ジョン教会のオルガン奏者に迎えられる。
 この頃、さまざまな楽器に習熟し、プロのオーケストラでもやっていける程の技量を身につける。
  
22歳で教会との契約期間が切れると、一転してヴォードヴィル劇場の音楽監督となり、軽音楽の編曲・指揮に才能を発揮し、ミュージカルは大衆受けし、「ラウル・クリフォード(Raul Clifford)」や「アントン・ヴォドリンスキ(Anton Vodorinski)」などのペンネームを使って初期の多作品を発表した。
  
 その後、30歳を過ぎた頃には本格的な室内楽や協奏曲にも傾注するが出版までには至らず、むしろポピュラーな軽音楽作曲家として名を挙げ、それらの作品はサイレント映画での伴奏音楽やカフェあるいはボールルームでのムード音楽などとしてもてはやされ、放送局やレコード会社などの当時新しいメディアでの音楽ディレクターとして活躍した。
  
 1912年(37歳)、軽く書いたつもりの「ファントム・メロディ」が大ヒットしてからは、「ペルシャの市場にて」に代表されるようなエキゾチックな描写音楽の方面での才能が期待され、作曲・演奏したレコードは売れ、コンサートも大いに受けた。
その人気により、アムステルダムのコンセルトヘボウの客演指揮者としても招かれたこともあるが、本格的なクラシック音楽の作曲家としては、1980年代に「The New Grove Dictionary of Music and Musicians」の改訂版に彼の名が載るまで認められなかった。
   
アラビアや東南アジアの民族音楽や日本の国歌「君が代」をモチーフとして用いるなど、オリエンタリズムに基づいた異国趣味的な作品を多く遺しており、クラシック入門者のファンは多い。
   
避暑地として有名なワイト島の自宅において、悠々自適の生活ののち、84歳で亡くなった。














 



























 

 


 




 

 主要作品一覧
  
 特に「ペルシャの市場にて」が有名
The Heart's Awakening 1908
 ファントム・メロディ Mélodie fantôme1912
修道院の庭にて In a Monastery Garden 1915
弦楽四重奏のための幻想曲 Phantasy for String Quartet 1915
月の光に In the Moonlight 1919
ペルシャの市場にて In a Persian Market 1920
牧場を渡る鐘 Bells Across The Meadow1921
ロマンティックな組曲 Romantic Suite 1922
コクニー組曲 Cockney Suite 1924) 『楽しいハムステッド地区』 Appy 'Ampstead が含まれる。
序曲「チャル・ロマーノ」(ジプシーの少年)Chal Romano(Gypsy Lad) 1924
心の奥深く Sanctuary Of The Hart 1924
中国寺院の庭にてIn a Chinese Temple Garden 1925
水青きハワイの海にてBy the Blue Hawaiian Waters 1927
時計とドレスデン人形 The Clock And The Dresden Figures 1930
エジプトの秘境にて In the Mystic Land of Egypt 1931
陽気なマスコットの踊り Dance of the Merry Mascots 1932
日本の屏風から From a Japanese Screen1934
イタリアのたそがれ Italian Twilight 1951
ジャングルドラム Jungle Drums
Tangled Tunes
ウェッジウッドの青Wedgwood Blue
ギャラントリー Gallantry










お ま け

  
   




















































おまけに    もう一丁!











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ピラミッドと銀河

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このブログは美しい曲・美しい絵画・美しい詩 等をインターネットの宝の山から見つけ出し、

ご紹介する事を基本としているブログです。

 

 

 

 

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コメント 8

ponnta1351

先ほどコメントをしたはずが送信をしなかったようです。
ペルシャの市場にては昔からよく聴いた曲。知っている曲も有りましたが作曲家は知りませんでした。
異国情緒満載ですね。 あのお腹のお肉は私も負けますw
by ponnta1351 (2014-05-17 16:28) 

般若坊

ponnta1351 さん こんばんは。気温は高めですが湿度が低いので快適ですね。
ペルシャの市場はポピュラーな曲ですね。ブラスバンドでも必ずやる曲ですよ!
ベリーダンス もっとスタイルのいい娘さん達がほとんどですが、ここを訪れてくれるお爺さん達の回春のために ”あえて・・・”  ^^;
さ~て どのお爺さんが反応するかな・・・? ^^
by 般若坊 (2014-05-17 18:26) 

海を渡る

こんばんは。
ペルシャはエキゾチックで独特ですね。
5月の朝日は真東より少し北側から出るようです^^。
(一度コメントを入れたのですが入らなかったようです。二回入るかも^^。)
by 海を渡る (2014-05-17 19:33) 

般若坊

海を渡るさん こんばんは。 いつも瀬戸内海の朝日、夕陽をありがとうございます。茜色の素晴らしいグラデュエーションに、いつも感激しています。
燈台のある方が西だと思ってましたが、方向音痴になってしまいましたよ! ^^; 
どうもso-netの調子が良くないようですね・・・ご苦労をおかけしました。ありがとうございます。
by 般若坊 (2014-05-17 19:44) 

YUTAじい

おはようございます。
何時も驚きを感じながら・・・拝聴させて戴いてます。
自分の知らない世界・知ってる世界新鮮です。
何時もありがとうございます。
by YUTAじい (2014-05-18 06:54) 

般若坊

YUTAじい さん おはようございます。快晴 まことに良い天気です。 日中は気温が上がりそうですね。
さて ペルシャの市場では、新しい驚きがありました。この演奏曲の背景に使っている画面が 素晴らしいと思いました。
多分絵画なんでしょうが、ペルシャの市場に集う人々の様子が見事に描かれていますし、またその枚数も多量です。
これらのコレクションは、当時の人々の様子を知るうえで、大変貴重だと思います。
by 般若坊 (2014-05-18 07:39) 

旅爺さん

ベリーダンスはトルコが1番良かったな~♪
by 旅爺さん (2014-05-20 08:45) 

般若坊

旅爺さん おはようございます。トルコは回教国の中でも、比較的自由にあふれている国ですから、大らかかも・・・
ベリーダンスはツアー客の時間帯ではなく、やはり深夜からのショーが本物ですね。夜7~10時位のショーは観光客からのチップ稼ぎの時間です。 ^^;
by 般若坊 (2014-05-20 09:13) 

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